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リフォームスタイリスト1級 合格体験記

1級試験を取得されました方の合格体験記をご紹介します。

・第53回(2023年1月)
・第52回(2022年9月)
・第51回(2022年6月)
・第50回(2022年1月)
・第49回(2021年9月)
・第48回(2021年6月)
・第47回(2021年1月)以前


・第53回(2023年1月)

伊藤成紀さん
伊藤 成紀さん
●株式会社ジョイライフ
スキルアップの為に受験
 私は不動産会社にて宅建士としてはもちろん、メインの仕事では、責任者として自社物件や管理物件の管理・原状回復リフォームのすべてこなしております。基本的には自身で 1〜10 までの現場仕事もこなしております。最近では管理物件以外に仲介に携わらせて頂いた際のリフォーム依頼も増えてきております。
 受験の動機としては、今まで現場で学んだり、わからないことはインターネット等で調べたりと、手探りで学ぶことが非常に多かったため、基礎知識の向上や、最近増えてきている外部から頂いたリフォーム案件の提案力向上を目的とし受験しました。また建築系の知識には乏しかったため、そういった内容の学びの入り口としても考えました。
 勉強方法としては、公式テキストと過去問を併用して勉強しました。勉強期間は約 2 か月間、私は平日の朝過去問を 1 時間程度毎日行い、間違えたところなどはテキストで確認し理解するという方法を繰り返し繰り返し行っておりました。
 今までの実務の経験もあってか比較的問題を理解し解けましたが、意外と「そうだったんだ」「なるほど」という内容も多くありました。はじめのうちは正回答 30%〜50%程度でした。また意外と難しい内容もあり、はじめは合格できるか不安でもありました。ただ絶対に合格したいという気持ちを強く持ち、毎日コツコツ勉強に取り組みました。テキストも今後の実務に役に立ちそうな内容でした。
 これから受験される方へのアドバイスとしては、毎年過去問からの出題が多いので、過去問をひたすら理解し解く、これに尽きるかと思います。もちろん、内容を理解しないと勉強する意味もないので、疑問に思ったことやよく間違える箇所などはテキストを参考に学ぶとよいかと思いました。
 今回私は約 93%の正回答でしたが、過去問をやり込めば 100%正回答もとれる試験かと思います。個人的には 3 級、2 級を受験するよりか、どうせ同じ勉強をするのならば1 級を目指して受験した方がよいかと思いました。
大野 倫太朗さん
●新潟大学
リフォームスタイリスト1級に短期集中で挑戦
 私は新潟大学建築学プログラムに所属し、建築を学んでいる4年生です。今回、内定を頂いた就職先の勧めでリフォームスタイリスト1級に挑戦させて頂きました。
 1月受験だったため、論文作成と時期が被ってしまい勉強時間を多く取ることが出来ませんでした。そのため私はコツコツではなく、短期集中で勉強を進めていきました。期間は3週間程でした。使用した教材は、日本ライフスタイル協会様の1級、2級公式テキストと過去問題集の2冊です。
 短い期間の中で、まずは基礎の部分を固めようと思い、テキストを熟読しました。実務を経験したことがないため、聞き慣れない設備や器具名が沢山出てきましたが、そんな時はネットでどのようなものか調べ、「あそこで見たやつだな」、「あれと似ているな」と結び付けることで憶えるというふうに勉強をしていきました。また、大工をやっている友人がいたため分からないところを聞きに行ったりもしました。文句も言わず丁寧に説明してくれた友人には感謝しかありません。
 試験1週間前からはひたすら過去問を解く期間にしました。リフォームスタイリストは過去問が多く出題されるという体験記を拝見したので過去問題集を満遍なく解きました。間違えた問題はもちろん、正解はしたが曖昧なところはテキストを振り返り、人に説明できるくらいに理解を深めるということを繰り返し行いました。
 試験当日は体験記の通り、過去問が多く出題されているなと感じました。そのため焦ることなくじっくりと問題を解くことができ、また制限時間が長めに設定されているので分からない問題が出た時は一旦深呼吸をして落ち着いてから次の問題に取り掛かっていました。
 無事に試験を終えることができ、リフォームスタイリスト1級に合格することが出来ました。短い期間でも基礎の部分をしっかりと抑え、過去問を沢山解いたことが合格に繋がったのではないかと思います。
 合格出来て嬉しかったと終わらせるのではなく、この試験勉強で学んだ知識を活かして一生懸命仕事に励んで行きたいと思います。
近藤 涼子さん
●住宅設備機器メーカー
学び直しの機会!
 ちょうどこの一年、小学生の子供が受験生でした。本人には受験やめてもいいよ、と何度も伝えたが塾に行くのは一緒に頑張る仲間もいてその環境を捨てがたく、最後まで続けると言う。とはいえ、やるならやるでしっかり向き合ってほしい、そんな気持ちから息子の様子が気になってすぐに声をかけてしまい、それがきっかけでけんかに進展する日々でした。
 受験も近づいてくる中、先に寝るのも申し訳ない、リビングで学習する息子の前でテレビも見られない、という状況になっていき、どうせ何もできないならこの時間を有効活用しようとこの資格に注目しました。既にインテリアコーディネーターや福祉住環境コーディネーター等関連する資格をいくつか保持していた為、さして必要性を感じていなかったし、存在すら知りませんでしたが、勤務先の会社が期間限定で合格した場合受験費用を返金する推奨資格の一つに掲載されていたのを11月半ばに見たのがきっかけです。
 ちょうど1月に受験できるというのもあって子供と一緒に向き合いながら勉強ができる、親が勉強する姿を見せることでいくつになっても学ぶことが大事なんだということを肌で感じてもらえたらな、と思いチャレンジしました。
 1級しか返金対象ではなかった為、悩みましたが一発合格を目指して1級のみに絞って受験申込を行い、それからテキストと過去問を取り寄せました。実力試しと思って2級にチャレンジ。自分の知識がすっかり抜け落ちているのを感じて、焦りを感じました。このままでは、受験費用を無駄にしてしまうかも、と危機感を感じ、まずは3級に過去問に着手しました。
 3級のテキストは買わなかった為、過去問を解いた後に間違えたところを復習し、知識を正確に身に着けるよう意識しました。まとまった時間は取れないため、1日に1回分の過去問を解くよう心掛けました。毎日解いては答え合わせをし、知識を積み重ねて自信を持ってから2級にチャレンジしました。すっかり忘れている部分は、テキストに戻って読み直しし、もう一度知識の積み重ねをする、その繰り返しでしたが、久しぶりの勉強に家事、育児の合間に時間を捻出し、しかも記憶が定着する為の健全なコンディションも重要でした。途中、随分勉強が途切れたタイミングもありました。それでも、久しぶりの勉強は楽しく、しかも一からの学び直しではなく復習のような点もありました。丸暗記だった昔に比べ、推測できる経験や知識も増えており、思考がクリアになっていく過程にアドレナリンに近いものを感じて楽しむことができました。
 また仕事柄、リフォーム全般について相談を受ける機会が多く、自分が持っている知識だけではわからない時も多々ありました。その際はインターネットから情報を得たり、工務店の方から施工方法等伺う機会もあるのですが、1級の分野の勉強で、耐震だったり省エネだったり福祉だったり、足りない知識を補い、確立できたことがとても役に立ったと感じています。数年前に教えていただいた断片的な知識が、体系的に学べる機会に変わり、しっかりと身についてくる感じを受けました。ほとんどの知識が取りっぱなしで終わり、そこから先を考える機会がありませんでしたが、今回のように時間を置いてからもう一度自分の知識を振り返ることができたのはとても貴重な時間だったなと思います。
 一足先に受験を終えた子供は、最後の1週間、間に合わずに焦って勉強する母の姿を見てどう感じたか謎ですが、試験にちゃんと向き合う為に努力をする姿勢を見せることができたのはいいことだと感じています。
 この資格は、若い方の受験が多く、確かに住宅業界に携わる前に取得して一定の知識をもつととても活用できる知識だと思います。営業の基本的なことから耐震や福祉といった分野を横断しており、リフォームに関わる人が皆、勉強してこの1級の内容は理解しておくのがいいと感じ、会社が推奨する理由も把握できました。
 過去問とテキストさえあれば、しっかり取得できます。これから学ぶ方は、この二冊に専念して知識をブラッシュアップしてください。
坂元 宣弘さん
●建設会社
これからはもっとリフォームが増えるかも。
 工事関係の職種にアルバイト時期を含めると39年間携わり、今なお現場が好きで建設会社に勤めています。
 若い友人がリフォームスタイリスト2級取得と聞き、リフォームスタイリストの資格の事を知りました。 一級建築施工管理技士の資格を取得していますが、名刺にカタカナの表記が欲しかったし、お客様にその顔でスタイリストっと思わせるギャップが動機で1級を受験しました。
 公式の過去問題集を購入し、3級・2級・1級と問題集を最低3回行い、勉強時間帯も試験時間に近い時間を意識し半世紀以上使用の頭に叩き込みました。
 社員に同資格者が居ないし、若い社員の活性につながればと思い励みました。再認識でき、いい機会でした。
 良いニュースが無いこの時こそスキルアップのチャンスです。国家試験ほど難しくないのでまずはお客様の笑顔の為、また自分の為に受験されてはいかがでしょうか。皆様の明るい将来の糧になることを心よりお祈り申し上げます。
露崎 藍子さん
●工務店
未来の自分とお客様のための勉強
 私は、工務店で勤務しています。仕事では、新築とリフォームの物件に関わっています。
 リフォームスタイリスト1級の資格試験を受験しようと考えたのは、インテリアコーディネーターの12月の2次試験が終わった後に、せっかく身についた勉強の習慣を活かして、今度はリフォームに特化した資格試験の勉強をしようと思ったことがきっかけです。決めてから受験日まで時間がなかったのですが、インテリアコーディネート試験で重複する内容であると聞いたことから、1級を受験することにしました。
 試験勉強は、テキストを読んでノートにまとめて、それから該当箇所の過去問を解くようにしました。インテリアコーディネーターの試験と重複する部分もありましたが、リフォームならではの問題もあり、不得意な問題を重点的に解き、回答率が上がるように繰り返し解きました。テキストは、試験勉強に限らずリフォームに携わるなら覚えなくてはいけない内容や、仕事で悩んだりわかっていなかったことがテキストに書かれていていました。同じように悩んだり壁に感じている人が、世の中にいるのだと思いました。私が、トライ&エラーで手探りで学んできたことの答えが、テキストにあったように思えました。トラブルを未然に防ぐために勉強できるなら、資格試験の勉強だけでない価値があると思います。私自身もリフォームに携わった時点で、もっと早い段階で受験を考えても良かったと思いました。
 試験勉強が未来の自分を助けてくれ、お客様の満足に繋がるリフォームに導いてくれると思います。ぜひ試験勉強を頑張ってください。

・第52回(2022年9月)

森本健太さん
森本 健太さん
●株式会社Youボイス
リフォームスタイリストを受けるにあたって
 私は大学卒業後、11年働いた会社から不動産業に転職いたしました。家庭環境は奥さんと子供二人の4人家族です。以前の会社からリフォーム工事をしており、その経験をさらに生かせないかと資格を検索していたところ、リフォームスタイリストがヒットしました。不動産業をしていく上でのプラスな資格、まだ新しい資格、リフォーム提案としては必要な資格ではないかと思い、受験することにしました。1級〜3級ありましたが、正直1級という響きに憧れ、そこの合格を目指すことにしました。
 勉強方法としましては、テキストも大事だとは思いますが、私としてはひたすら過去問を解いて問題に慣れるというところから始めました。3ヶ月前くらいから始めましたが、毎日2時間ほど問題を解いていく中で、過去問一冊の問題を全て正解するという目標をひとまず立てて勉強しました。とはいっても初めて聞く言葉・単語が多く、正解するだけでは頭に入らないので、分からない単語を都度調べながら問題を解いていきました。その繰り返しで過去問題集の回答を完璧にしていきました。問題を解いていくうちに傾向が分かり、自信もついてきました。
 試験当日は、試験前に一通り問題集を見ながら試験に向かいました。実際受験してみての感想は、過去問題をひたすら解いていたら70%正解できるということでした。過去問の問題を理解し解答できれば、すらすらと問題を解くことができます。
 1級の試験を受けて合格の自信はありましたが、通知が来るまではさすがに緊張感がありました。仕事中に合否通知が来て開けてみると、合格通知と合格証のカードが入っていました。どの資格も受けるのは大変ですし、勉強も大変ですが、この合格通知が届くとすべてが報われる気がします。周りの人からも褒めていただいたり、一緒に喜んでいただけたりすると嬉しかったです。更に1級というその中での1番上の資格取得を心から誇りに思います。この資格に恥じないよう仕事に生かしていき、お客様に自信をもってリフォームの提案をしていきたいです。さらに自分のレベルアップにも努めたいと思います。
 今後リフォームスタイリストを受験される方は、まずは過去問での問題傾向をつかむ、また、分からないところはそのままにせず、テキストなどでその場で調べる。そして何回も問題を解くことが大切だと思います。
 私自身、資格取得にはまりそうです。
園部 教光さん
●株式会社エディオン
取り組んでよかった
 この度、リフォームスタイリスト1級に合格しました。この資格を知ったきっかけは会社が紹介してくれたことです。ホームページをみて、【消費者目線で、安心・信頼の対応ができるリフォーム相談のプロ】と記載があり、コレだ!と思い取り組みはじめました。
 ご相談頂いたお客様にリフォームをするきっかけを聞くと、ほとんどのお客様はわからないことが多くて不安であるとのお答えを頂戴します。果たして今の自分はお客様の不安を解消して安心と信頼の対応が出来ているのだろうか…と自分自身も不安になり、力試しも兼ねて過去問を解いてみようと考えました。早速テキストと過去問題集を取り寄せて、前回実施のテストを試しにやってみました。採点の結果は50%程度の正解でした。自分のやってきたことが正しい部分もありましたが、まだまだ改めなければならない箇所もあるなと気づく事が出来たと同時に、もっとお客様に寄り添った対応が必要であることを思い知らされました。
 私の職務経歴として、リフォームの仕事に携わって12年になりますが、元々は家電量販店に就職し、家電販売員として7年経過した頃に会社がリフォーム部門を強化していくからということでリフォーム担当になりました。全く経験もなく知識もないなかで試行錯誤しながらの日々で、最初は失敗してお客様にもご迷惑をおかけしてしまったこともありました。今振り返ると失敗したことは、この資格で学ぶ内容の中で回避出来たなと思うこともあり、もっと早くこの資格を取得するべきであったなと思いました。そう思ったときに、このリフォームスタイリストの資格はしっかり勉強しなければいけないとスイッチを入れました。
 勉強する時間は、通勤中と家に帰って子どもたちが寝静まった21時以降自分が力尽きるまで。勉強始めたのが約一ヶ月半前で試験日までの日数があまりなく、合格出来るか不安でした。 得意とする分野は比較的楽に勉強出来ましたが、あまり関わったことのない分野については何度も反復したり、時には音声アプリを使って通勤中になかなか覚えれない部分を何度も繰り返し音声にして聞きました。テキストを2回読んだうえで、過去問を何度もやって間違えたところを覚えていくスタイルで、試験当日の会場に出発するまで追い込みました。結果、240点満点中185点と少し苦戦しましたがなんとか合格出来ました。
 この資格を取得したことで、少しでも安心してご相談していただけるよう、そして信頼していただき満足いただけるリフォームを実現出来るようにこれからも日々努力していきたいと思います。
 この資格ののち、カラーコーディネーターの資格も合格しまして、色に関するアドバイスも少しレベルアップ出来ました。
水野誠人さん
水野 誠人さん
●メッドコミュニケーションズ株式会社
未来のお客様に会いに行く第一歩を!
 オール電化や住宅リフォーム、さらにその施工等が主な事業の会社で、人事担当として働いています。
 我が社では入社が内定している学生の方々に対し、リフォームスタイリスト資格試験の「入社前取得」を勧めています。しかし、「勉強しよう!合格しよう!」と旗振りをしている人事担当者に1級取得者がこれまで1人もおらず、そのため合格に必要な学びのノウハウやアドバイスを伝えることもできない格好となっていたので、自ら取得・合格することで後輩の力になりたいと思ったのが受験のきっかけです。とはいっても、私が入社してこれまでに担当してきたのは営業管理や企業法務といった分野であり、営業の経験はほぼ皆無でした。
 ゼロからのスタートという中で取り組んだのは、1級の過去問を“公式テキストで調べながら”解答する、すなわち「基礎知識の習得と過去問演習を同時に行う」勉強法でした。出る問題のほぼ全てが初見で、解答したところでほぼ全滅、解説を読んでも意味がよく分からない…そんな中で過去問を繰り返し解いても、知識が身につくより先に勉強がつまらなくなってしまうと思いました。そこでトライしたのがこの方法です。テキストで調べながら解答することによって「どのあたりにどのような情報が載っているのか」「頻出箇所はどこなのか」「テキストの文章や表が、本試験ではどのような切り口で問われるのか」が手に取るように分かっていくのです。必要な知識が「自ら調べて答えに辿り着いたという成功体験」とともにインプットされるので、ただ黙々と本を読むよりも印象に残りやすいのです。  これを3回・5回・10回と繰り返せば、自然とテキスト無しでも正答を選べるようになります。過去問をどれだけやったかが勝負を分けるこの試験ですから、こうして「テキスト無しで8〜9割」が取れるようになれば、1級合格はもう目の前と言って良いでしょう。
 私の場合は、自己採点でおおよその点数は推定できていたので、合格は嬉しさもありましたが安心感の方が大きかったです。自分の合格というよりは、後輩のためにアドバイスを送れることの方が、人事担当としては嬉しいと感じました。
 この試験は住宅リフォームに関する知識を様々な角度から学べる、勉強のしがいのある資格です。今回の学習を通して、営業担当者がどのような知識やスキルをベースに仕事をしているのかを知ることができ、会社や業界に対する深い理解にも繋がったと実感しています。
 1級挑戦を考えている方は、既に「新しい学びを勝ち取るチャンス」を得ています。合格に向けたファーストステップをぜひ踏み出して、1級取得者だけが見ることのできる景色に向かって突き進んで頂ければ幸いです。

・第51回(2022年6月)

榎本由香里さん
榎本 由香里さん
●株式会社リリーフ・イチマルイチ
受験して良かったリフォームスタイリスト資格試験!
 リフォーム会社で働き始めて5年が経過しました。人生も後半戦に差しかかって全く未知の領域での仕事でした。学生時代の専攻も建築とは全く無関係。社会人として就職した何十年も前の職種もSEです。その後は、PC関係や不動産会社でチラシ作成等の仕事や近所の子供達への学習指導の先生等の仕事を経験してきました。
 今回、リフォームスタイリスト1級の資格試験を受験しようと思ったきっかけは、昨年にインテリアコーディネーターの資格試験を受験したことが大きな要因です。1次試験には独学で合格はしたものの、2次試験には残念ながら不合格でした。今年、2次試験に再チャレンジです。そんな中、仕事が忙しいのもありましたが、5月半ばくらいまで何もやる気がおきませんでした。そうした時に、インテリアコーディネーター資格試験で知り合った友人が、リフォームスタイリスト1級を6月に受験するということを聞き、資格試験概要を調べてみたら、インテリアコーディネーターで勉強した内容と重複する部分もあるし、今の自分の仕事にとても役に立つ内容という事がわかりました。それならばやる気スイッチをいれる良い機会と思い、チャレンジすることに決めました。受験するなら一発で1級しかない!と思い、試験申込の最終日に申し込みをしました。
 試験まで約1ヶ月。勉強方法はいたってシンプル。テキストと過去問のみでした。インテリアコーディネーターで勉強していた内容もあるから大丈夫だろうと初めは思い、まずは2級の過去問からとりかかりました。しかし、約半年間の間に見事に忘れていました。正直焦りましたね。過去問で間違った部分をテキストで確認するという事をひたすら繰り返しました。インテリアコーディネーターの勉強で使用した用語辞典等も利用しながらの勉強は、とっても良い復習になりました。基礎部分の確認の為に3級の問題にも取り組みました。一通り復習を終えたところで、1級の問題にチャレンジしてみたのですが、耐震やバリアフリー、省エネの問題にはとても苦戦しました。壁量計算などは全く分からなかったので、ネットで検索したりして勉強をしました。そんな中、ヒアリング時の対応の方法や契約に関する注意事項などの勉強は、学びながらもそのまま今の仕事に活かすことができました。リフォームスタイリスト1級の資格取得にチャレンジして良かったと思いました。
 試験終了後はファミレスで友人と答え合わせをしました。テキストに記載されていない問題もありましたし、配点もわからなかったので正直不安ではありました。ですので、合格通知と、資格の証明となる合格証カードを受け取った時は、とても嬉しいと同時に人生で初めての1級取得ということで、本当に受験して良かったと感じました。会社の名刺にもリフォームスタイリスト1級と記載でき、身が引き締まります。資格に恥じないよう今後も提案活動に真摯に励んでいきたいと思います。
 住宅関係やリフォーム業界で仕事をされている方にとって、リフォームスタイリストは受験しやすい資格であると思います。3級から段階を経て受験するのもよいと思います。でも、1級の内容は本当に重要ですので、最終的には1級にチャレンジをしていただきたいと思います。 何歳になっても学び新しい事を覚えることは新鮮です!皆様の合格を心よりお祈り申し上げます。
立石 愛翔さん
●専門学校生
合格までの道のり
 私はこの度、リフォームスタイリスト資格試験1級を合格しました。今後リフォームスタイリスト資格試験を受ける方々に少しでも参考になるように、合格までの道のりを合格体験記に記そうと思いました。
 私は現在専門学校に通っており建築学科を専攻しています。そして今は親元を離れ一人暮らしをしています。私がリフォームスタイリスト資格試験を受験した理由は、人々の暮らしに興味があるからです。一人ひとり違う生活を送っていて、その中で便利なところや逆に不便であるところを見つけ、それをどう暮らしに繋げていくかということが今も昔も変わらない課題であると考えています。しかし、それらを何も知識のない状態で取り組むというのはほとんど意味のないことである為、必要最低限の知識を身に付けたいと思ったからです。また私はインテリアコーディネーターの資格を取得しているため、リフォーム後のインテリアについてもお客様に寄り添うことができると思いました。
 勉強の方法に関しては、私はテキストはあまり使わずにひたすら過去問題に取り組みました。そこで分からなかった問題や気になった単語などはテキストで確認して理解を深めました。試験前も過去問題の解けなかった問題を中心に勉強しました。私の周りにも受験した人が数人おり、2級や3級でも不合格になった人はもちろんいました。その中でも私は1級を唯一合格したため達成感がありました。
 これから受験する人にアドバイスすると、まずは過去問題をひたすら取り組み、試験に合格することだけに力を注ぐ方が賢明であると考えます。過去問題の中には似た傾向の問題があるので、何度も繰り返し取り組むことが合格への道のりだと思います。そして合格した後にテキストを読んで理解を深めましょう。合格した後でテキストを読むと内容も頭に入ってきやすくなり、まだ学びきれてないところもあるためさらに理解が深まると思います。
 最後になりますが、リフォームスタイリスト資格試験は決して難しい資格試験ではありません。要点を踏まえてしっかり勉強すれば必ず合格できます。なので最後まで油断せずに取り組み、将来に活かしてください。ご健闘をお祈りしています。
小川 雄大さん
●ホームセンター勤務
リフォームスタイリスト1級を受験して
 私は某ホームセンターで勤務しており、今年からリフォーム担当となったことをきっかけにリフォームスタイリストを受験することを決めました。リフォーム関係の仕事に携わるのは初めてで、お客様対応に不安を感じ、様々な知識を身に着けたいと思ったのがきっかけでした。試験が6月で、協会でのテキストの販売が4月からということだったので、3月にアマゾンで1級2級試験のテキストを購入しました。少しでも早くテキストを入手し、勉強に着手できたことも合格の決め手の一つだったと思います。
 勉強方法としては、テキストは重要なところが太字になっていたりせず、淡々と説明がされている為、自分なりに重要だと感じた箇所をマーカーで印をつけ、重点的に読み返しました。テキストの範囲が膨大の為、前に学んだ部分を忘れないように、最初のページから読み返すのを同時進行で進め、追いついたらまた最初のページから読み返すようにして、内容の定着を行いました。ゴールデンウィーク頃にテキストの最後までたどり着いたので、過去問に着手しました。最初に過去問を解いたときは、やはり範囲が膨大な為、ここ何だったっけな〜という問題が多く、全然合格できる点数ではありませんでした。答え合わせをして、過去問で出た箇所は、テキストにマーカーを引いて、重点的に復習するようにしました。また、複数の過去問を解いていくうちに、出題の傾向や同じ問題が出ていることに気づき、重点的に覚えないといけない箇所が分かってくるようになりました。また、1級の問題を解き終えたら、2級の問題を解くようにしました。出題範囲もかぶっていて、テキストの復習を兼ねて取り組みました。1級の試験の出題範囲に3級のテキストもありましたが、1級のテキストだけで400ページもあり、それに加えて3級のテキストを勉強する余裕はなかったので、3級の問題は1級と2級の過去問の問題のみでした。出題数も1問あるかないかくらいなので、本番に知らない問題が出た場合は勘で臨む気でいました。出題数の少ない3級のテキストを勉強するより、1級のテキストをもっと読み込んで内容を熟知したほうが合格に近づくと思います。
 実際に合格してみて、まず達成感がとてもありました。最初テキストを見たときは、あまりの膨大の内容で絶対無理だと思っていた為、合格した時は本当にびっくりしました。幅広い範囲のリフォームの案件を網羅している為、様々な案件に自信をもって接客できるようになりました。お客様対応する際も、リフォームスタイリストとしての心構えや、クレーム対応などを学んだ為、自信をもって対応できるようになりましたし、お客様から感謝の声をかけていただけることもありました。このようなことからも、リフォームスタイリストを受験して本当に良かったと思っています。
 これから受験される方々へのアドバイスとして、まずは過去問をとにかく解くことです。出題範囲がとにかく多いので、過去問を解くことでよく出る範囲と、逆に全く出てこない範囲が明確になり、重点的に学ぶことが出来ます。そして、キッチン周りの部材や、バリアフリーの問題では数字がたくさん出て来るので、どこの範囲がどのくらいなのかを明確に覚えることが重要です。
 リフォームスタイリストを取得したことにより、自信をもって仕事に臨むことが出来るようになりましたので、今後も引き続き知識を吸収したり、他の資格取得を目指し、自己研鑽に努めてまいります。
五十嵐 りえさん
●大手スーパー リフォーム売場担当
1級合格体験記
 引っ越しをして新しい職を探していた時、家のすぐ近くのスーパー屋内に、求人募集の立て看板が掲示してありました。食品レジや早朝品出しなどの他に「リフォーム売場担当」も募集していて、昔から建築やリフォーム・住宅設備などに興味があり、それらの類のテレビ番組を録画して観るほどでしたので、仕事としては未経験でしたが応募してみました。48歳の時でしたし、前職は夫の自営業手伝い、といってもほぼ夫も私も無職の状態が長く続いていたので、採用されるか不安でしたが無事採用されました。
 予測していた通り、「スーパー内のリフォーム担当」でしたので、レジ業務はもちろん、会社が分類している同じカテゴリーの、家電・文具・手芸・寝具・インテリア・ダイニング用品・ハウスクリーニング・衣類宅配クリーニングなどの商品知識を浅く広く、それらに伴う客注品承り、配送、延長保証、引いてはカタログギフトの承り・包装などまで、リフォームの仕事以外にも覚えなければいけないことがたくさんあります。
 以前コンビニやホームセンター・メガネ店で働いていたことがあったので接客は何とかなっていますが、リフォームだけの仕事に専念できたらどれだけ楽だろう、と今でも思っています。
 リフォームスタイリストの資格を認識したのは、勤めて2年半ほど経過し仕事にも慣れてきた頃、リフォーム担当の先輩の勤務条件が合わなくなったことにより退職が決まった時でした。自分が転職するわけでもないのに近隣の求人情報をネットでなんとなく見ていたら、大手ホームセンターでリフォーム担当の募集が出ており、月額別途支給の資格の中にリフォームスタイリスト1級が載っていました。万が一自分が今の職場を辞めて他の会社で同じリフォームの仕事に就きたいと思った時、経験だけではなく資格も持っていないと説得力がないだろうな、と考え挑戦してみることにしました。
 テキストや過去問題集をネットで購入したのは試験日の約2か月前で、過去問題を解いた後にテキストで復習する、という方法で勉強しました。勤務は月17日・実働8時間(拘束9時間)、職場が家から徒歩圏内とはいえ、出勤日は家事を手抜きしても疲れてほとんど勉強は出来ませんでした。休日も、寄る年波には勝てず疲れが取れなくてぐったりしてしまい、前半は勉強しない日も多くありました。後半になってさすがにヤバい、と思い休日は3〜4時間くらい(少ない...)、出勤日も出掛ける前や帰ってからすぐに15分程度はテキストなどを読むようにしました。それでもやはり、テキストを全部学習することは出来ず、二度三度過去問題を解いても頭の中に定着していないことだらけです。最終的に、自分が確実に覚えられそうなところ、かつ試験に出そうなところを重点的にやることにしました。
 いざ試験に望むと、”ヤマ”は大分外れました。試験終了時間までいたのは私以外に3人程しかおらず、「みんな確実に解き終わって途中退席したのだろうな」と、自分の不勉強・準備不足を今さらながら痛感していました。帰宅してからすぐに自己採点してみました。最初の10問ほどで既に正答率は4割ほど、後半になるにつれわからなかった設問が多かったので「これは落ちた...」と思い再度受験を覚悟しました。
 次回の試験か、いや次々回の試験か、と考えつつ全く勉強しない日が続き(自己採点は途中で投げ出し)、次々回の試験に照準を合わせて少しずつでも勉強を再開しなければ、と思っていた頃結果が届きました。まさかの合格!合格ラインギリギリでした。なので、1級の範囲の知識を大部分得ている、とは言い難い状況です。
 合格はしましたが改めて勉強しなければ、いえ、していきたいと思います。なぜならば、今の自分の仕事に直接的にも間接的にも関係していて、身に着けておいて無駄になることは一切ない内容なのです。それほどリフォームスタイリストは実践的な資格内容だと思います。リフォーム業務に携わっているのならば、ハードルの高い建築士や施工管理技士などの資格取得は無理でも、リフォームスタイリスト資格は打って付けだと思います。ただ、何もわからない就職前に勉強するよりも、ある程度業務を担当してからの方がより理解力が高まる、と個人的には思います。
中川 貴也さん
●リフォーム会社勤務
リフォーム営業として
 私は元々異業種の仕事をしており、転職をして、現在はリフォーム営業をしております。
 インテリアコーディネーターの資格取得を目指して勉強し、めでたく取得してから、リフォームスタイリストの資格の存在を知りました。内容としては、インテリアコーディネーターと重なる部分はあるものの、改めて復習するのと、リフォーム営業の心構えとしての勉強を、と思い、資格取得を目指すこととしました。仕事をしながらではあるので、テキストの読み込み、直近1ヶ月弱位では過去問をひたすら解き勉強しました。合格できるかどうか若干不安ではございましたが、無事受かり、周りにもおめでとうと祝福していただけました。受験勉強をして思ったのが、実際の業務をしている中で出てくるような場面の話もあり、「あの時の内容だ」「ここは気を付けよう」など勉強しているだけでも非常に有効だと感じました。
 これからリフォーム営業を目指す方や、リフォーム営業をしている中で課題を感じている方、不安な方など、そのような方にとって、この資格は気付きの一つにもなると思いますし、自身の活動の見直しなどに有効だと思います。是非取得を目指し、勉強してみて下さい。
伊藤 宏治さん
●伊藤営善株式会社
受験して深まった業界知識。頑張ってよかった
 私は大学は経済学部で、卒業して20年ほど飲食業界で働いてきました。ですのでリフォームどころか建設業自体に全く縁がなかったのですが、私の父はリフォーム業を営んでおりました。その父が高齢になってきたこともあり、実家に戻って父の仕事を継ごうと決心したのがこの業界に足を踏み入れるきっかけです。とは言っても全くの素人で建築知識はほぼゼロ。さぁどうしようかと考えた時に出会ったのがリフォームスタイリストの資格です。飛び級受験も可能でしたが、どうせならきちんと知識を身に着けようと思い、3級の勉強から始めました。
 最初は聞きなれない用語ばかりで理解するのに苦労しましたが、過去問を何回も解き、間違えた部分はテキストを読み返して知識を定着させるという作業を何度も何度も繰り返しました。勉強の際には、建設現場用語辞典などを手元に置き、テキストに出てきたわからない用語を調べながら派生知識も頭に入れるように心がけました。合格することはもちろんですが、現場で使えるように意識しながら取り組むことも大事にしたポイントのひとつです。その勉強法で2級まではスムーズに勉強ができ合格も果たすことができたのですが、1級の勉強は解答の選択肢や問題数も増え、より総合的に知識が問われる内容でしたのでかなり苦戦したのを覚えています。初めは半分も解けませんでした。しかし3級2級と同様に過去問を解く、テキストを読む、という作業に加えてテキストの解答ページに書いてある解説文もしっかりと読みながらマーカーを引いて頭に入れていく作業も加えました。何度も間違える問題はノートに書き写して自作の問題集を作り、仕事の合間などに確認をするという作業もやりました。過去10年分の問題を5〜6回くらいは解きながら上記の作業を繰り返し、最初は半分も解けなかったものが試験直前には95%を超える解答率まで上がりました。
 1級合格をしたときは周囲に驚かれるとともに努力を認めてもらい本当にチャレンジしてよかったなと実感しています。結局私は3級の勉強を始めて1年ちょっとで1級を取得できましたが、最初に1級まで目指すと周りに宣言したことも自分を追い込む上で効果的だったと感じます。加えて自分の中での大きな変化は勉強を進めていく過程で現場での職人さんとの会話がスムーズに進むようになったことです。用語や作業の意味が確実に頭に入ってきているのを実感できました。お客さまに対しても自信を持って対応できるようになってきたのも大きな変化のひとつです。本当に頑張ってよかったなと思います。
 最後に、これからこの試験を受験しようと思っている方にアドバイスなのですが、どうせ資格取得を目指すなら、過去問の丸暗記ではなく、問題や解答の用語でわからないものを更に調べたりして派生知識を身に着けていった方がいいです。その方が格段に力がつくので勉強はしんどくなりますが、その分後に残るものが違うということを実感できますよ。

・第50回(2022年1月)

槌谷 真美さん
●ホームセンター勤務
突然リフォームの世界に…
 私はホームセンターのリフォームコーナーでパートとして働いています。昨年春に突然リフォーム担当として異動になりました。それまで、リフォームとは全く関係ない売場を担当してきましたので、リフォームに関する知識は皆無でした。自宅ではプロペラ換気扇とテーブルガスコンロを使用していますので、売場に展示しているレンジフードやビルトインコンロなど使ったこともありません。給湯器に関しては「エコジョーズって何?」そんな状態で売場に立たされました。しかも、リフォームを担当していた社員も1ヶ月後に他店に異動となり、解らないことは請負工事業の方やメーカーの方に問合せ、自力でインターネットで調べるしかありませんでした。ホームセンターの本部上司に「リフォームスタイリストっていう資格試験があるから受けるといいよ」と軽く言われましたが、その時は日々の業務をこなすのが精いっぱいそれどころではありませんでした。しかし、「解らないこと」が恐怖となり、カウンターに立つのが辛くなっていきました。受験してみようと決心したのは試験の2ヶ月前でした。
 仕事と直結する設備機器は頭に入りやすいのですが、住宅の構法・構造は難解でした。週休2日、仕事から帰って家事と自分の身の回りのことを済ませると、毎日1〜2時間程度の勉強時間を作るのがやっとです。とにかく、1日5分でもいい、過去問1問でもいい、テキスト1ページでもいいからと思って問題集とテキストは毎日開きました。試験までの2ヶ月を3級1週間、2級2週間、1級3週間と時間配分をし、過去問を解く⇒間違えたところをテキストで理解し問題に付箋を貼る⇒3日後に間違えた問題を再度解く これを3級から1級までの全ての問題で繰り返しました。試験直前は全ての過去問の「住宅の構造」「住宅設備機器」「バリアリフォーム」「関連法規」など同じセクションの同じ問題だけをピックアップして解き直しました。こうすることで、出題される問題の傾向がよくわかり、総仕上げとして効果的だったと思います。スタンダードな問題さえ理解できていれば、十分に合格点は取れると思います。
 還暦前の脳みそにはかなりハードな刺激ではありましたが、無事1級に合格できました。試験の為に勉強したたくさんの知識をそのままのレベルで持ち続ける自信はありませんが、少しづつ経験を積み、ここでの仕事に生かせていけたらと思います。リフォームというお仕事は知識だけでも経験に頼っていてもダメだと思います。お客様が何を求めていらっしゃるのかをしっかり伺える姿勢が大切だと思います。皆さんが合格できますように。頑張ってください!
杉山 由衣さん
●専門学校生
リフォームスタイリスト 1級合格!!
 建築系専門学生の2年生で、学生生活中最後の資格試験が、この「リフォームスタイリスト1級」でした。学生の内に取れる資格はできるだけ多く取得しようと、2年間で8つ程取得していました。この資格を先生にすすめていただき、4月からの就職先がリフォーム関係の会社なので、この資格を取得し、自分の自信をつけるために挑みました。
 勉強方法は、とにかく過去問題を解き、間違えた問題内容はテキストでしっかり学ぶ、ということの繰り返しでした。正直なところ、卒業制作や期末テストなどとも時期が重なっていたため、リフォームスタイリストの勉強にあてる時間がとても少なかったです。それでも、1日1回分を目安に(出来なかった日の方が多かったけれど)、過去問題に取り組みました。自己採点の時には、“○問中、○問正解”の目標を立て、正答率70%以上を毎回取ることを目指して取り組んでいました。リフォームだからといって、新築を建てるための内容と違うものだと思っている人が私の周囲では多かったのですが、“それは少し間違っているぞ”と聞かせたくなるような勉強内容でした。建築学生なら、授業で教わったことがたくさん出てきていたので、復習にもなりました。この資格の知識を就職先でしっかりと活かしていきたいです。近年“リフォーム”という言葉を私自身も多く耳にします。それだけ需要があるものだと思っているので、取得して絶対に損はしないものです!
 建築学生の方々には特に、学生でも取れる資格ですし、1級でなく2〜3級でも持っていた方が自信がつくと思います。ぜひ、受験してみてほしいし、受験を考えている方、控えている方には頑張ってほしいです。
 皆さまが合格されることを祈っております。
松本 果乃子さん
●ホームセンター勤務
意欲を沸かせてもらえました
 新卒1年目のホームセンター勤務です。リフォームの知識をつけたいと考えていた時に、会社の推奨資格の中にリフォームスタイリストがあり受験しました。
 1ヶ月前にテキストを揃え、仕事が終わってから毎日最低30分時間ほど勉強を進めました。いきなり1級は解けないので、主に2級の過去問を重点的に攻めました。特に、法律関係は必須なので、まんべんなくテキストを読み込むことをおすすめします。細かな用語については、テキストも勿論ですが、写真などを見ると印象にのこるので、ネットを活用しました。特にリクシルのサイトは、用語が細かく掲載されているので隙間時間に確認していました。私は勉強を始めた時期が遅く、合格出来るか不安だったので、会社の休憩時間にテキストを眺め、同僚に発破をかけてもらいました。自分を追い込む事で少ない時間で集中して取り組む事ができました。
 リフォームスタイリストは、正直、聞いたことのない資格だったのですが、合格できた時の喜びは思いの外、大きかったです。実際、上司が他の人に私のことを何度も「すごい」と褒めてくれた光景をみて、頑張って良かったと強く思いました。強面な上司の顔が、ニコニコとしていた事が印象的で、職場の雰囲気が心なしか明るくなった気もしました。気のせいかもしれませんが。。普段の仕事では、周りの人に助けてもらいがちな私ですが、「やればできるんだね。」と色々な人に言ってもらえ嬉しかったです。資格をとることで、周りの評価が大きく変わる事に気づかせてもらい、勉強意欲がわきました。
 この資格は数字など細かいところまで覚える必要があるので、一見大変そうにみえますが、同じような問題が出るので、傾向をつかめば、案外簡単に合格できます。迷っているかたは、まずは、テキストを購入してチャレンジしてみてはいかがでしょうか。仕事以外にも、リフォームをする際などの教養としても役立つ瞬間がくるかもしれません。
石田 翔真さん<
石田 翔真さん
●専門学校生
リフォームスタイリスト資格試験を受験してみて
 私は建築の専門学校で主に住宅設計を学んでいる学生です。リフォームスタイリストを受験したきっかけとしましては、社会人になるうえで、資格を持っていることで自分に自信を持てますし、また新しく身に着けた知識を活かしてレベルアップに繋げていければいいなと考えて受験してみました。
 今回の試験では、二級と一級を受験しましたが、結果として二つとも無事に合格することができました。なので、その勉強方法についてお話します。  私の勉強方法はありきたりな方法ですが、用意した二冊の過去問をぶっ通しで解くといったものです。2020年度と2019年度の過去問を購入し、先に二級から取り掛かりました。勉強期間は約2ヶ月程です。45日で二級の過去問を全部解き、15日で一級の過去問をほぼ解きました。今回受験した2022年度の一級の試験では、2019年度の過去問から多く問題が出されていたと思います。  合格が分かった時の気持ちとしては、やはり安堵というものでした。正直に言うと、試験は一級と二級のどちらとも手ごたえを感じていましたので、改めて合格通知を受け取った時には、今までの努力が報われた気がして、一安心しました。
 受験勉強を振返って失敗したことというか、後悔している点といえば、山を張ろうとしすぎて無駄に時間がかかって終わってしまったことです。過去問からの類似問題が多く、山を張って勉強範囲を狭めるというのはあまり効果的ではなさそうですので、素直にできるだけ多くの年の問題を解いた方がいいです。
 最後に、これから受験される方に向けてアドバイスですが、私はやはり一番おすすめするのは、上記でも述べた通り、過去問を昨年度と一昨年度の二冊手元に用意すること、そしてそれをぶっ通しで解くことです。問題も一回につき24問しかありませんので、2ヶ月もあれば終えられる量です。これにより、12回分連続して過去に遡りながら勉強できますし、間違いなく知っている問題が出題されます。また問題もマークシート方式ですので一度解くだけでも、自分が思っている以上に記憶に定着していますので、簡単に70%以上の合格ラインを超えられると思います。
 長い文章でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。皆さんの合格を心よりお祈り申し上げます。
中野絢子さん
中野 絢子さん
●住宅設備メーカー勤務
リフォームスタイリスト資格試験を受けて
 私は住宅設備のメーカーに7年勤めています。仕事の内容はキッチンやユニットバスなど水回りのご提案が中心で新築の物件とリフォームの物件を両方に対応しています。
 リフォームの物件では新築よりも設置条件がきびしかったり、お客様からは「今の壁についているキッチンのレイアウトを変えて対面キッチンにしたい」や「老後のバリアフリーに対応した商品を提案してほしい」などと言われることも多く、求められる知識が多くあります。リフォームの場合のお客様は現状なにか困りごとがあってどうにかしたいが、どこに相談したらいいかわからない段階でご相談に来られることもあり、メーカーの商材を紹介するだけにとどまらず、リフォームを大きくとらえ、お客様の期待に応えられるようにしなければいけないと思っていました。そんな中、会社でこのリフォームスタイリストの資格の話を聞き、いい機会なので私も受験を申し込みました。
 教材はリフォームスタイリストのテキストと過去問題集を用意し勉強しました。範囲は建築や照明、バリアフリー、クーリングオフなど幅広いので、とにかく過去問題を解いて分からなかったところ、自分の苦手なところをしぼりテキストを読んでいました。水回りや建築関係のことは知っている分野だったので勉強しやすかったのですが、クーリングオフに関する知識などはなかったので覚えるのが大変でした。バリアフリーや耐震工事、シックハウスの部分はこれからの自分の仕事に役に立ちそうだと感じました。会社から帰った後や昼休みを利用して勉強していました。仕事をしながら勉強をする時間を作り出すのは大変でしたが、やりがいがあって充実した期間でした。
 当日のテストの手ごたえとしては解けなかった問題もあり、本当に結果が分からなかったので合格の通知が来たときにはほっとしました。家族や職場の方々が一緒に喜んでくれたのもうれしかったです。過去問題を繰り返しといているうちに問題の傾向やよく出ている項目がいくつかあったのでテキストにマーカーでしるしをつけて読み返していたのがよかったのかもしれません。
 このリフォームスタイリストの資格をいかしてこれから様々なリフォームの相談に答えていきたいです。リフォーム知識を勉強したことによってお客様ひとりひとり困りごとに寄り添ったご提案をしていきたいと思います。
 リフォームスタイリストを目指される方々は、現在リフォームの分野に携わっている方、これからリフォームの分野目指している方など様々な方がいると思います。私は前職は全く違う業種でスクールに通ってインテリアや建築の知識を学び転職しました。リフォーム業界は入ってから現場の経験を積みながら学ぶことが多く、机上でリフォームの知識を専門的に学べる場所はなかなかないと思います。こういった資格の勉強はなにかがきっかけでリフォームの知識を学びたいと思っている方にとってよい機会だと思いました。合否にとらわれすぎず、学んだ内容を有意義に使えるように勉強を頑張ってください。
中川和弥さん
中川 和弥さん
●ホームセンター勤務
スキルアップのきっかけに
 私はホームセンターに勤めています。これまでの間にDIYアドバイザーや電気工事士の資格を取って、自分のスキル向上やお客様への希望に正しくお応えできるよう勤めてきました。ただ、接客の経験とともにリフォームの知識が不足していると感じることが多くなり、もっとお客様の期待にこたえられるようになるために何か方法はないか考えていたところリフォームスタイリストの資格を知り、この資格を持てればリフォームの知識向上とお客様の信頼も得られるのではないかと思い受験しました。
 受験まで限りある時間の中で参考としたのが、日本ライフスタイル協会で発行されているテキストと過去問題集でした。受験勉強としては、最初に過去問題集の何回分かを解いてから自己採点して現在の知識量を認識、間違えた問題をテキストで確認して知識を得るという方法で勉強。この方法を何度か繰り返して、ある程度自信をつけることができました。また、試験が近くなったところでテキストを一通り読み込んで過去問でなかったような知識を補って試験に挑みました。
 試験では過去問題集からの出題が多く、過去問とテキストが大変役に立ち、無事に合格することができました。合格はとても嬉しく、接客も今までよりも積極的になれそうな自信となりましたが、同時にリフォームの世界は奥が深いことを実感することにもなりました。これからはリフォームスタイリストとして、自覚をもってお客様の信頼にこたえられるよう頑張っていこうと思います。
 受験後に思うこととして、私の場合は勉強開始から試験日までの期間が少し足りなく、もっと早くから始めれば自信をもって試験を受けられたし知識も確実に得られたのではないかと思いました。
 これから受験する皆様へ。リフォームスタイリスト資格試験は、しっかり過去問題集を解いて準備していけば合格できますが、テキストも理解することができれば、ただ合格するだけではなくその後のリフォームスタイリストとしての基礎や自信を身に着けられると思います。是非、合格できるよう頑張ってください。
茂木香世さん
茂木 香世さん
●住宅設備メーカー勤務
リフォームスタイリスト合格体験記
 私は住宅設備を取扱う会社に勤務しており、会社が推奨している資格の1つであるリフォームスタイリストを受験しました。未だコロナが終息していない状況で、受験会場まで足を運んで受験するのも気が向かず、今回は会社の同僚と相談して、現地で受験できる団体受験でリフォームスタイリストの資格試験に臨みました。私はもともと2級のみを受験しようと思っていましたが、先にリフォームスタイリストを受験していた方から、『せっかく受験するのならば1級と併願で受けてみたら?』とアドバイスがあり、今回は1級・2級併願で挑戦してみました。
 勉強方法は公式テキストと過去問題集を活用し、仕事との両立をしながら約1ヶ月前から勉強を開始しました。すぐに直面したのは、仕事の夜は『疲れているから・・・明日勉強しよう…』と甘い考えになってしまうことでした。そんな中で、1日の仕事のスケジュールを考えるのと同じで、勉強方法もスケジュールを立てて『いつまでにどこまで勉強するのかを明確にすれば、スムーズにできるかも?!』と考えて、自分のペースに合わせて、無理のないスケジュールを立てた勉強方法で学習しました。時には同僚と問題を出し合いながら知識を吸収して、また覚えられない内容などは、テキストや過去問の内容を携帯で管理して、隙間時間や移動時間に閲覧して勉強しました。(テキストや過去問を持ち運ぶと重たいので・・・携帯だと気軽に勉強できるのが便利でした♪)
 その結果、併願した級がどちらも合格でき、とても嬉しかったです。
 今後の仕事では、リフォームスタイリストの資格を取得して、知識を得られて自信が持てたことも多いので、過去に取得しているキッチンスペシャリストや福祉住環境コーディネーターの資格と合わせ、今回取得できたリフォームスタイリストの資格を生かして、リフォームのお客様対応の際に、今まで以上に的確なご対応をしていきたいです。
 また初めて団体試験で資格試験を受験しましたが、団体試験窓口の方々はとても親切で、安心して団体受験ができました。今後も機会があれば、別の資格にも挑戦してみたいです。

・第49回(2021年9月)

田村秀峰さん
田村 秀峰さん
●長野県松本技術専門校
リフォームスタイリスト一級を受験してみて
 長野県安曇野市在住の田村秀峯(しゅうほう)です。現在は、松本市にある『松本技術専門校』という職業訓練校の建築科に通っております。
 自分がなぜリフォームスタイリスト一級を受験しようと思ったかというと、松本技術専門校を修了したのち、安曇野で問題になっている空き家の利活用に今学んでいる技術・知識を活かしたいという思いがあったからです。リフォームは当然のことながら新築と違い、建っている建物を作り直すということで、非常に条件の限られた特殊な作業だと思います。それをするにあたり、色々状況下での判断に対して引き出しを多くしておきたいと思い、リフォームスタイリスト一級の受験を通してリフォームのことを学んでみようと思いました。
 勉強方法は日本ライフスタイル協会発行の公式テキストを読み、ハウジングエージェンシー発行の公式過去問題集を何度かやりました。実際勉強してみると、たくさんの知らない知識が身につき、リフォームはもちろん建築に関することで多くのことに活きるなと感じました。知らない知識がいっぱい身につくということは、嬉しいし楽しいことですが、同時に大変でもありました。教科書に記載されている色んなシチュエーションを想像しながら、または実際に身体を動かしながらイメージしながら理解を進めました。家族構成、お年を召されている方への配慮、身体的特徴などなど。それらに踏まえ法規的な内容。大変勉強になりました。
 受験を終えた後は手応えはあったもですが、実際合格通知が来ると嬉しくて、妻も喜び、友人などもリフォームのことはお願い出来て頼もしいなと言ってくれました。勉強方法で何が効果的だったかはわかりませんが、過去の問題集をやるうちに理解が進むことが多かったように思います。
 妙なことを言うようですが、人生は千変万化です。建物も建てたときと生活環境の変化に伴い求めるものが常に変わるものだと思います。そのときに専門的な知識を要している人はやはり頼もしいと思います。是非多くの方にリフォームの知識を身につけてご活躍いただきたいです。
氏名非公開
●ガス会社勤務
リフォームスタイリスト合格体験記
 私は現在、ガス会社に所属しています。普段の仕事ではガス給湯器の交換などがメインですが、水廻り工事、修繕工事、トイレ・洗面室・浴室・キッチンの住設器具の取り替えに伴うリフォームも行います。お客様から相談の問い合わせがあるとRFプランナーと同行し、現場調査から見積書作成、そして着工・管理・引き渡しといった流れで仕事をしてきました。
 今回リフォームスタイリストの資格を受験のきっかけは、会社でリフォームに関わる資格取得をすることになり、受験する事となりました。公式テキストの読み込みをある程度行ってからは、ひたすら過去問を解くことに集中しました。また、自作でスマホアプリなどで暗記できるように穴埋め問題なども作成し、未経験のこともまずは覚えるという姿勢で取り組みました。
 合格した際は、とてもほっとしたのを覚えています。なぜなら、私以外の社内受験者は全員3級を受験し、自己採点で合格していると知らされていたからです。私も合格すれば今回全員合格だと思っていたため、プレッシャーがありました。自分に負荷をかけることは、成長にも繋がりましたので、今回一人だけ1級の受験をし、とてもいい経験になりました。
 テキストで勉強していくうちに、今までやってきたリフォームの仕事だけでは分からなかった専門知識や営業手法、その他さまざまな事を学ぶことが出来ました。お客様のご自宅に関わる全ての事を安心して任せてもらうため、普段従事はしていないことも進んで吸収いたしました。入社した当初は、現在勤めている会社でリフォームの資格を取るなど、全く予期していませんでが、これもまたご縁だと思います。
 これから受験される方々へのアドバイスとしては、重要なのは反復です。本当に少しずつで良いので毎日やるようにしてください。もちろん受かるためにやるわけですが、ここで学んだ知識を現在のお仕事で活かせる日がくると思いますので、その意味でも前向きに勉強されたら良いと思います。頑張ってください!
績橋 弾さん
績橋 弾さん
●ダイナステージ株式会社
役立つ知識を形に
 私は不動産会社に勤めており、リフォーム・リノベ―ションの提案や、システム開発、コンサルティング業務を行っています。宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、施工管理技士2級といった資格は取得していましたが、お客様に対してより専門的な助言ができることをアピールできるような資格を探していたところ、リフォームスタイリストという資格の存在を知りました。もともとマンションリノベーションアドバイザーとインテリアカラースペシャリストの資格を取得していたこともあり、同じハウジングエージェンシー資格・検定センターからの案内であったことから、面白そうだと感じ、どうせ受けるなら1級をと思い受験の申し込みをしました。
 いざテキストが届くと、リフォームに関する知識だけに留まらず、お客様との折衝時の雰囲気作りから打合せ時の注意点、提案者としての心構え、クロージングに至る内容までも含まれており、想像していた以上に学習範囲が広いことに驚きました。また、テキストの構成も、よくある大事な部分が太字や赤字になっているわけではなく、盛り込まれた絵や写真に説明等の文章が続いており、自分なりに大切と感じた部分にマーカーを引きながら読み進めることにしました。私が行った学習方法としては、テキストに自分でマーカーを付けた部分を端的にノートにまとめ、仕事の合間などの空いた時間にそのノートを見て簡単な復習をしておき、過去問を解いて学習の成果を確認するというものです。5年分の過去問を解いた頃には自分の苦手な部分が明るみになってきますので、試験直前は苦手な部分だけを集中して繰り返し、結果的に無事合格することができました。
 努力が報われた瞬間というのは何度味わっても素晴らしいものです。会社の朝礼で合格を報告しメンバーから「おめでとう!」とお祝いの言葉をいただきました。自分自身のスキルアップと、何よりもこれまで以上に自信を持ってお客様へ適切な提案ができるようになりましたので、資格を活かして今後もより一層努力していきたいと思います。
 これから受験される方々へのアドバイスとしては、自分なりの勉強方法を確立させ、時間は短くとも毎日続けることです。すぐには覚えられなくとも、いずれ頭にインプットされます。そしてインプットされたものは必ず役立ちます。資格を取得した自分を想像して、ぜひ頑張ってみてください。

・第48回(2021年6月)

氏名非公開
●不動産会社勤務
リフォームスタイリスト合格体験記
 不動産会社に勤めています。会社に送られてきたリフォームスタイリスト資格試験のご案内を見て、受験いたしました。勉強方法は、過去問を解きながら公式テキストで確認していきました。覚えることが多く、大変でした。合格した時は、大変嬉しかったです。過去問を徹底してやることが大事だと思いました。  公式テキストは試験結果に関わらず、使い続けたいと思うほど良い内容でした。不動産の仕事をしていると、お客様にリフォームに関して質問を受けることがあります。その際、リフォームに関しての知識不足を感じておりましたので、合格できたことはもちろんですが、必要としていた知識が詰まっているテキストに出会えたことを大変嬉しく思います。また、実際のお客様との接し方でずいぶんと思い違いしていた部分があったことを改めて知ることができ、接客方法においても大変勉強になりました。
 いいタイミングでリフォームスタイリスト資格試験を知ることができてよかったです。
氏名非公開
●住宅設備メーカー勤務
リフォームスタイリスト資格試験の私の勉強方法
 住宅設備機器メーカーのショールームに勤務して10年程になります。会社からリフォームスタイリストの資格取得を勧められ、また仕事をする上でリフォームの知識を得られると、お客様の話をより理解出来るのではと思い、1級取得を目指しました。また、会社の後輩達との団体受験でもあり、後輩達に負けられないと、自分を追い込んで受験に挑めました。
 ただ勉強を始めたのは試験日の約2ヶ月前だったため、やはり不安もありましたが、合格体験記を読ませて頂き、書いてあった通りに、過去問をひたすら繰り返し解いていきました。最初は、答えやテキストを見ても、全く意味の分からない問題がほとんどで、自信が無くなったり、理解する事に苦労もあり、インターネットで検索したり、建築士資格を取得している同僚に相談することもありました。ただ過去問を重ねていくうちに、理解も次第に深まり、テキストに書いてある内容や、過去問の解説の意図が次第に理解出来るようになっていきました。 私の具体的な勉強方法は、1回分の問題をテキストや解説も使い、分からないなりにも一度解いたら、記憶のあるうちに、もう一度解く、さらに翌日にもう一度、という流れで、記憶できていた!という小さな成功体験を積み重ねて、自分のモチベーションを維持し、記憶する事を繰り返していきました。その成果もあり、試験日直前には、6回分の過去問は、ほぼ丸暗記状態にでき、合格に至れたと思います。
 学習を通じて、建物のことをより理解出来たり、リフォームにまつわる知識を広く得られた事は、とても良かったと思います。この体験記が、皆様のお役にたつことになりましたら幸いです。
氏名非公開
●住宅設備メーカー勤務
リフォームスタイリスト1級合格
 メーカーのショールームに勤務しております。会社内でリフォームスタイリスト1級と2級資格取得に関する強い推奨があり、1級を受験することに致しました。国家資格ではないですが、日頃リフォームを検討なさっているお客様に対して商品をご提案する立場にあり、知識取得の目的をかねて、初回から1級を受験することにしました。
 勉強方法は過去問題集を中心に公式テキストとWEBでの用語検索を組み合わせて、単に丸暗記するのではでなく、きちんと理解することをこころがけました。(ただどの程度理解できたか自信はございません)
 内容は多岐にわたり、問題数も多くて思いのほか苦労しましたが、2週間ほどの期間で内容別に分類して記憶しやすいようにしたうえで集中的に勉強しました。
 実際の試験に関しては、過去に出題されたものの類似問題が繰り返し出題される傾向が高いように感じられましたので、過去問題集での勉強がもっとも有効なのは間違いありません。
 リフォームへのかかわり方は組織としてはリフォーム会社、メーカー、ショールームなどがあるし、職種としても販売、施工、製造、ショールームなど多岐にわたります。
 なかなか全体を通しての知識を得ることは日頃の職務を通じてだけでは難しいですが、資格取得を目指しての勉強というかたちなら、ある程度すんなり知識を身につけられると思います。
 今後は勉強した内容がより深く身に着けられるように、日頃の仕事にもできるかぎり応用していこうと考えています。それによって勉強した内容が記憶に定着するだろうしさらに深掘りできたならとてもうれしいです。
 あらためてこのような機会をご提供くださった一般社団法人 日本ライフスタイル協会および株式会社 ハウジングエージェンシーの皆様に御礼申し上げます。
 リフォームスタイリストの資格取得を目指して勉強することは、リフォーム関連知識の習得に大変役に立ちますので、みなさんにもリフォームスタイリスト資格試験の受験をおすすめします。そしてもちろん合格をお祈りいたします。

・第47回(2021年1月)以前

氏名非公開
●マンション管理会社勤務
リフォームスタイリスト試験受験のメリット
 私はマンションの管理会社に勤めています。
 今回、会社の中で新たにリフォームに関する部署を立ち上げることとなり、新部署で即戦力になる為にはどのような資格、能力があれば武器になるか調べた時にリフォームスタイリストという資格があるということを知りました。
 過去受験した方の合格体験記をホームページで読み、国家資格ではないがお客様に自信をもってアピールできる資格だと感じ、どうせ受験するなら1級だと思い切って1級を受験することにしました。
 まず、公式テキスト及び過去問を購入し(他が見当たらなかった)、過去問を1度解いてみると、リフォームの知識があまりないとはいえ毎年の合格率からは想像ができないほど難しいと感じました。
 問題数も多く、たくさんのことを覚えないといけないと実感しました。しかも初めて過去問に挑戦した時期は2018年10月で、2019年1月にテストがあるのに大丈夫かなと不安になりましたが、やるだけやってみようと思い、毎日1時間ほどテキストを読み、過去問を解きを繰り返しました。
 そうしているうちにだんだんと理解できるようになっていきました。
 試験当日、今までやってきたことを信じて試験に臨みました。試験中に感じたことは過去問と似た問題がよく出ていたということです。毎日少しずつ勉強したおかげか、問題数が多い割にはサクサクと解けて試験を終えました。手ごたえはありましたが、答え合わせはせず、ドキドキしながら結果を待ちました。
 そして見事合格の通知が来た時、思わず「よっしゃあ!」と叫んでしまいました。
 受験勉強を振り返って感じたことは、やはりこつこつと毎日1時間だけでも勉強すること、過去問をとにかく何回もやること、読むだけじゃなくノートに単語をどんどん書いて覚えることが大事だということです。
 私は、リフォーム部署の人間として、リフォームスタイリストという資格を持っているということはお客様を安心させることができる要因の一つに必ずなると思います。今後、リフォームやそれに近い仕事に携わる方々は是非ともリフォームスタイリスト1級を受験し、合格して欲しいと思います。
氏名非公開
●設備会社勤務
自分にとってリフォームスタイリストとは
 私は現在、設備会社のリフォーム部に所属しています。以前は建設会社の現場管理を任されていました。
 入社した時に最初に言われたことを今でもよく覚えているのですが、“以前はどんな仕事をしていたのですか?”と同僚に問われ、“構造と仕上の建築が主体で電気・配管設備は一式で業者に任せていました”と答えると、“この会社は全く反対で設備が主で、建築は従だね”と言われました。
 仕事の内容でも水廻りが殆どで、トイレ・洗面室・浴室・キッチンの住設器具の取り替えに伴うリフォームでした。お客様から相談の問い合わせがあると協力会社の大工を同行させて現場調査から見積書作成、そして着工・管理・引き渡しといった流れで仕事をしていきました。最も苦労したのが見積書作成です。以前なら、建築本体工事の内訳を作成し、設備は一式で業者に見積もりをお世話になっていたのですが、現在の会社は設備工事の内訳と配線図・配管図を作成します。電気のコンセントひとつにしても、ボックス・コンセント・プレートと言った部品を一つ一つ拾い出して、人工数を掛けて積算する本当に手間のかかる見積もりをしています。
 本題に入り、今回リフォームスタイリストの資格を受験しようと思った動機は、最初は相談を受けるにも資格がある方がお客様も安心して下さるのでは?と思った事から始まりましたが、テキストで勉強していくうちに、今でやってきたリフォームの仕事は真からお客様の望む物になっていなかったのではないかと疑問を感じるようになりました。確かに提案した図面で承認をもらい、図面通りに確実な施工をしてはいましたが、今回勉強した事でもっとこうした方がいいのかな?と思った事は沢山ありました。
 リフォームスタイリストはどちらかと言えば営業系の資格に近いので、お客様から問い合わせをいただく前の準備からもっと見直さないといけない事、相談時点でのお客様に対する聞き取りの姿勢や態度・身だしなみ、調査のために訪問を許された後のお客様に対する気配りと時間的なマナー。契約に関する法律の認識(特にクーリングオフ)。クレームに対する業者側の受止め方と対応。お客様が損をしない、又は無知に近い減税を対象にしたリフォームの有無。等、お客様と接する営業面での知識が今の自分にはない事に気付かされたと同時に、もっと勉強しなくてはならないと感じました。
 リフォームと言葉は簡単でも、リフォームに携わっている建設会社、工務店、メーカーは本当にこの事に気付いているのかと疑問すら感じます。OJTで上司や先輩から教育を受けたにしても、その上司や先輩が果たして、リフォームに対して関心や知識があるのかも疑問に感じます。ひとつ言えることは、他人の言葉より自分が気になった事は自分で調べたり勉強したりする事だと思います。
 一つの資格を勉強すると他の関連する資格も気になる、勉強はきりがありませんね。
氏名非公開
●リフォーム会社勤務
リフォームスタイリストの受験について
 今年の4月よりリフォーム会社に入社いたしました、社会人一年目です。大学では建築系を学んでいたわけではなく、建築やリフォームの知識はゼロに等しいために、仕事をする上で困難な状態にありました。そこで会社の勧めもあり、リフォームスタイリストの1級、2級の受験に至りました。
 試験日の3か月ほど前から勉強に取り掛かりましたが、何が何やらちんぷんかんぷんで最初は合格できる気が全くしませんでした。覚えることが沢山あり、すべて覚えるのは私には無理だと思ったのでとりあえず、過去問を解き、過去問で分からなかった部分をテキストで見直して勉強しようと思いました。最初は過去問を解いても全然分かりませんでしたが、過去問を解く→答えを見る→テキストで勉強する を繰り返していったら分かる問題が徐々に増えていきました。営業に関する問題は適切な文章と不適切な文章を選ぶものだったのですが、最初は全部あっているような気もするし、間違っているような気もするし、と全然正答率が上がらなかったのですが、過去問を何年分か解いていくと、問題の傾向というものが分かって、営業の問題に関してはほぼ満点を取れるようになりました。
 設備系の問題は覚えることが多いので苦労しましたが、過去問に出た内容だけでも完璧に暗記するように努力しました。クーリングオフなどの法律の問題では建築のことよりも身近に感じられるためか、他の問題よりも簡単に解くことができました。
 このように私は過去問を何度も解くという方法で勉強していました。最善はつくしましたが正直試験が終わった直後は難しかったと感じ、合格できるとは思いませんでしたが、なんとか合格することができ嬉しく思いました。
 これから受験するみなさんへのアドバイスとしては、過去問を何年分かを何度も解き、傾向をつかんで勉強を進めていくことをお勧めします。私は、過去問10回分を解き、その過去問に関しては満点を取れるようになるまで勉強しました。
 みなさんが合格できることをお祈りしています。
氏名非公開
●設備メーカー勤務
現状の知識の再確認
 住宅リフォーム営業職に携わり、10年以上経ちます。
 会社にてリフォームスタイリスト2級取得が義務付けられた事が資格取得への第一歩になり、1級の取得を目指して勉強に取り組みました。
 勉強は日本ライフスタイル協会が編集されている参考書・過去問題集を参考にいたしました。毎日数時間とかではなく、日々の通勤の移動時間や休日の空き時間を利用して目を通す形で進め、試験前の数週間前から過去問を解くような方法で勉強に取り組みました。
 実際の試験では、過去問題集からの出題もあり、とても役に立ちました。過去に受けた建築関係の資格試験内容と部分的にかぶる所や実務にて内容が分かる所も多く勉強時間はそこまで長く費やした感覚は多くありませんが、苦手な分野を集中して勉強・確認できた事がとてもよかったと思います。
 実務においては、今まで曖昧だった事や勘違いしていた事が勉強を通して気付けたのでとても助かりました。お客様の考え方や法規の部分でより深く内容を確認することができました。個人的にはクーリングオフの部分が理解できた事がよかったと思います。クーリングオフをされた経験はありませんが、営業活動の中で話にも出ることはありますし、説明を求められる場面もありますので答えに躓くことも大幅になくなりました。
 建築に関してのすべての内容が入っている訳ではありませんが、建築的な内容だけではなく、接客時の基本や応用となる事もあり、今後の仕事に活かせる内容も多いと思います。
 現状の自分の知識やお客様との対応に関して考えさせられる部分や、実務の中で思い違いをしていた事の修正もできました。今回の資格取得にあたり改めて学ぶ事の大切さにも気付けたことが大きな収穫になり、また活かしていきたいと思います。
 建築の学校や職種の方、もしくは住宅関係の仕事で働いてみたいと思われている方には良い試験だと思います。仕事の流れや知識も身につけることができますので、受験してみてはいかがでしょうか。

 みなさんが合格できることをお祈りしています。
氏名非公開
●ホームセンター勤務
リフォームはとても複雑で大変な仕事
 私はもともとの所属は日用雑貨などの商品管理・販売として勤務しておりましたが、数年前に突然のリフォーム部へ転属にとても戸惑いました。実際に配属されてからも分からない事だらけで、お客様や、工事業者、商品発注先にも迷惑をかけてしまう事がたびたびあり、その中でも、お客様のお選びする色・形状などの好みや、家の状態や仕様、寒冷地や一般地などの地域も考慮したリフォームはとても複雑で、知識が無ければとてもこの仕事はやっていけないなと痛感していました。実例としてあったのは、お客様の希望を聞いて、商品を発注し、工事業者に依頼したところ、工事当日に工事業者に「この商品はお客様宅に設置できないよ」と言われた事や、見積もりを行った工事業者に「こちらのお客様のご自宅はこの仕様の商品でしか設置できない」と説明されたので、お客様へその仕様の商品をご提案したところ、お客様の趣味と合わずとても困った事がありました。これらはずいぶん前の事ですが、今思えばリフォーム全体の知識を持っていれば問題発生前に解決できていた事ばかりです。
 今回、リフォームに関する知識を高めたくてリフォームスタイリストに受験を致しました。2・3級出題範囲のお客様に対しての心構えや、接客方法、基礎知識、1級出題範囲の省エネリフォーム、バリアフリーリフォームについてはテキストを読み進めていくと、実際に今までの体験に当てはめることが出来て、知っていればお客様や工事業者ともっといい形で進める事ができたのではないかと思う事ばかりでした。先の実例で、お客様の要望を聞くのは良いが、出来ない事は「出来ない」とはっきりお伝えして、さらにお客様のご要望から逸れない形で別の提案をするという事と、工事業者と密に連絡を取り関係構築をしていく事はとても重要でリフォームスタイリストとして実践していかなければならないと感じています。お客様の中にはご自宅の取り替えたい部分の商品を徹底的に調べて来店される事もあり、日頃の多方面への情報収集や商品知識レベルの底上げをしていれば、そんなお客様と出会った時にも焦らず接客する事ができます。細かく言えば朝のニュースの話題さえも知っていると知らないとではいざお客様と話した時に気持ちの余裕が全然違ってきます。このような事もほとんど、今回のテキストに載っていましたし、数カ月間の勉強期間中の仕事の際に役立ちました。
 リフォームに関する知識がほとんどない私でしたが、何とかリフォームスタイリスト1級を取得しました。とても難しかったですが今回の試験で特に気持ちを入れて臨んだ事はとにかく建築用語を覚えるという事でした。恥ずかしながら、接客中でお客様からお問い合わせのある鴨居や框なんて言葉は何となくでしかわかっておりませんでした。お客様や、工事部と話す際に必ず出てくる専門用語・建築用語は必須です。1級を取得してもまだまだ知らない事だらけだと思います。リフォームスタイリストとして意識・知識・技術など様々な方面で精進していきます。
大原 晃一さん
大原 晃一さん
●専門学校教員
自分のステップアップのために!!
 私は専門学校の教員として現在2年目です。担当科目としては、主に2級建築士の科目や製図、インテリアコーディネーターなど、資格取得するための授業を任されています。
   最近の自分の目標として「これから毎年1個資格を取得していく」を掲げており、今年は何を受験しようか考えていました。そんな時に学生から「リフォームスタイリストを受験したいのですが、どんな資格ですか?」と質問されたのが受験のきっかけでした。私自身リフォームスタイリスト資格試験の存在を知らなかった為、どんな資格かを知らなかったのでその場では答えませんでした。後で色々調べていく上でリフォームスタイリストがどんな資格か知り、その結果これからの建築業には必要な資格だと感じ自分も受けてみようと考えました。受験資格はどの級もなく、学生は二、三級を受験するため、自分はやはり教員の立場と昨年一級建築士を受験した経験を活かして一級を受験しようと決心しました。
 勉強方法としては、とにかく教科書を見ることと過去問をひたすら解きました。まず過去問を解き、どのような問題形式か問題を解きながら確認していきました。そこで間違えた問題や理解しにくい問題については、教科書を開き蛍光マーカーできちんとチェックすることを心掛けていました。試験日が近くなると過去問も解きましたが、最終的には教科書を見る時間のほうが多くなっていました。その結果、本番では過去問では出てきていない問題もたくさんありましたが、きっちり解答することができました。また、建築士の科目である、計画、構造の部分が重なっていたこともあり勉強としてはスムーズにいったと感じました。
 リフォームスタイリストを合格した際は、これまで取得資格が「2級建築士」、「インテリアコーディネーター」しかありませんでしたが、名刺に資格として1級と記載され、やはり何の資格でも1級と記載させると凄さが増したように感じました。
 今回リフォームスタイリストを初めて受験しましたが、建築士と重なる部分は多くありましたが、それでも営業目線でクレームの対応の仕方やクーリングオフなどすごく勉強になった部分も多かったです。特にクレームなどの対応では難しく、実務上ではまた違った対応能力が求められると考えます。いかにその場で正確な判断が出せるか、その意味合いでもリフォームスタイリストの資格は大切だと思いました。もし受験を悩まれている方がいれば最初からあきらめず、今は必要がない資格と考えず、いつか必ず役に立つ資格であるため自分のステップアップも兼ねて受験してみてください。